ボンバーゲームについてまとめます。

公開日: 2017年1月10日火曜日

 今から5年ほど前に本校で開発した低学年のボール投げゲーム「ボンバーゲーム」について、これまでホームページ内で詳しく説明していませんでしたので、今回、できるだけ簡単に分かりやすくまとめてみることにしました。
 そもそも、この「ボンバーゲーム」を開発するきっかけとなったのは、高学年で行われるソフトバレーボール等の授業で、棒立ちの状態でボールを見送っている子どもの姿があまりに多く見られたことでした。ネット型の学習は「ボールを落とさないでいられるかどうか」が楽しみの中心であるにもかかわらず、そのことに夢中になれないのはどうしてだろう。私は、原因の一つとして、これまで系統的な学びが保障されていなかったからではないかと考えました。実際、現行の学習指導要領では、低学年のゲーム領域において、ベースボール型やゴール型に発展するゲーム内容は記載されていますが、ネット型に発展する内容は記載されていません。「ひょっとしたら、低学年のうちにやっておくべきことがあるのではないだろうか。」そこで、ボール投げゲームの主たるねらいである投動作を身に付けながら、「ボールの落下点に移動する」「オープンスペースを見つけて攻撃する」「自陣の空いた空間をカバーする」といったボールをもたない動きや戦術的な状況判断までも学ぶことができる教材として「ボンバーゲーム」を開発しました。

ボンバーゲームのルール】
 1チームの人数は3or4名で、そのうち2名がプレーを行う。
コートの広さは横7m×縦8mで、ネットの高さは170cm
ゲームを始める時は、ボンバーを投げる者が「レディー」と相手に声をかけ、「ゴー」と相手が返事したのを確認して投げ入れる。
相手コートに落ちたら1点、ネットやアウトになったら相手側に攻撃権が移る。その際、相手側に点数は入らない。
得点をした者と外に出ている者が交代する。
ネット代わりに20cm間隔で張っている2本のゴム紐に少しでも触れたらネット
キャッチしたらその場から投げる。(歩けるのは2歩まで)
投げるふりは、1回までで、3秒以内に投げる。
判定に困った場合は、やり直し。

                                     つづく

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