ミニテニスの授業記録(第1時)(豊田誠一郎)

公開日: 2016年2月5日金曜日

オリエンテーション
◯ 学習のねらい,進め方の確認 ◯ はじめのルールの確認 ◯ 試しのゲーム

⑴ はじめのルール
 細かなルールは,敢えて決めなかった。最低限のルールのみ設定して,ゲームを行いながらその都度起こる困り事を解決していくようにした。次のルールが,はじめのルールである。

○ 攻守一体で攻防する
○ 1チーム4人の,2対2で行う
○ ワンバウンドのボールを返球する
○ 1セット3分,3セットで1試合とする
○ サーブは,下から打つ

⑵ ボール,ラケット
 最も時間と労力をかけたのが,ボールとラケットの選択であった。熊本県小体研の研究部長の佐藤政臣先生とともに,夏休みに県内の有志の先生方に集まっていただき,様々なものを試していった。そして,実際に選んだのが,右下のボールとラケットである。


 
 このラケットは,柄の部分が短く打面も広いため,子どもにも扱いやすいのが特徴である。ボールは,直径12〜15㎝のビニール製のものを使用した。心地いい打感が,大人でも癖になるほどの素晴らしいボールである。子どもたちの反応も,すこぶる良い。

⑶ コート,ネット
 附属小の体育館は,バトミントンコートが3面しか取れない。そこで,横幅5mのコートを5面つくった。横幅が狭くなる分,縦の長さについては,6m,7m,8mから柔軟に検討できるようにした。最初,6mのラインでゲームを行ったところ,「スマッシュがアウトになる」などという反応。6mでは,やはり狭いようだ。また,ネットについては,スマッシュゲームと同じもの(手作りの支柱に2本のゴムをつけたもの)を使用した。



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